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意識高い系 () ブログ

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶが、意識高い系 () はスタバMacドヤ顔で学ばない。

新興SNS「Ello」は流行るのか?

ニュース 考察

アンチ・フェイスブックの新しいSNSEllo」が話題になっている。


「反フェイスブック」の新SNSに入会希望が殺到 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース

 

今日はこのElloについて考察したい。

 

Elloとは個人データの販売・収集を一切しないSNSである。

まさにFacebookの対極的なSNSである。当然ながら実名制を義務付けてはいない。Elloは2013年に「プライベートSNS」として立ち上げられ、現在は「招待制」となっている。

 

Ello側は、ソーシャルネットワークは、エンパワメントのためのツールになれると私たちは考えています。欺いたり何かを強制したり、操作したりするためのツールではなく、人がつながり、創造し、生きることを喜ぶ場です。皆さんは製品ではないのです」と述べており、本当にコミュニケーションに特化させるSNSとなりそうだ。

 

また、「『無料』サービスという見せかけの下に、ユーザーは押しつけがましい広告を受け取りプライバシーを失うという高い代償を支払っている」と批判している。

 

SNSは広告で稼ぐビジネスモデルが当たり前だったので、これは驚いた。私自身、SNSはほとんど使っていないのだが、Elloは少し試してみたいと思った。招待制なので、残念ながらすぐに始めることはできなさそうだが、招待がきたらすぐにでも始めてみたい。

 

ElloとFacebook、どちらが主流になる?

私がElloを使ったことがないので、ここで述べることは、あくまで私個人の意見であることを前置きしておく。

 

Elloが主流になるのは難しい。というのも、Facebookが既に大きくなりすぎているからだ。ユーザーとしては、広告が無い方が見やすいだろう。そう考えると、純粋なサービスとしてはElloに軍配が上がるかもしれないが、そんな単純な話ではない。既に友達がどれだけいるかも重要な要素だ。Facebookが日本で主流になってから4年ぐらい経つと思われるが、その間にたくさんの友達ができたユーザーは多いだろう。新しいSNSに移動するということは、既存の友達を全て失うということになる。過去の投稿や、アップロードした写真も思い出の一部であり、それを失うのはやはり痛い。もちろん、グループなどのコミュニティも同様である。それらのデメリットを上回るほどの価値が、「広告なし」にあるのかは怪しいところだ。

 

とはいえ、Facebookが流行る前は、日本ではmixiが流行っていた。私の記憶では2011年の4月ごろまでは、mixiを使っていたユーザーも多数いたように覚えている。それが半年を経たずして、軒並みFacebookに移ってしまった。新しいSNSに移動する可能性はあるという前例といえるだろう。Elloが主流になるチャンスもまだある。

 

私自身は、Elloに流れる人も多いと考える。最近プライバシーの問題が特に騒がれていること、Facebook疲れが見え始めていること、広告なしの快適さがそう考える根拠である。実際、今かなりの注目を浴びており、インターネット競売大手のイーベイ(eBay)では、「Elloの招待」が最高500ドル(約5万5000円)で売りに出されているほどである。

 

さて、ElloとFacebookに関して、こんな記事を見つけた。


広告なしの新興SNS「Ello」がfacebookに取って代わる、とは思えない « WIRED.jp

 

この記事では、「広告なしでは開発・管理の費用はどうするのだ。有料化して成功した前例はない。」と言及しているようだが、その点に関してはしっかり調べて頂きたい。

 

まず、Ello側は既に「使用料無しにする」と謳っている。仮に有料化したとしても、成功する可能性はある。前例がないからといって必ずしも失敗するわけではないだろう。ことIT産業に関しては、前例がないもので成功した事例は多い。

 

また、広告以外のビジネスモデルもたくさんある。機能追加の課金かもしれないし、他サービスとの連携から稼ぐモデル、リアルワールドで稼ぐモデルなど。SNSは広告で稼ぐのが現在の主流ではあるが、他のビジネスモデルでもいけるのかもしれない。

 

もちろん、費用だけが問題ではない。先に述べたSNS間の移動に関する問題もある。既に巨大なネットワークを形成するFacebookを崩すのは容易ではない。しかし、決して不可能ではないと私は思っている。Elloがどのような躍進を見せるのか、今後に期待したいところである。