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意識高い系 () ブログ

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶが、意識高い系 () はスタバMacドヤ顔で学ばない。

インターンシップの選考を突破するために(グループディスカッション編その2)

インターンシップ レクチャー

昨日に引き続き、その2となります。

 

 

昨日は問を認識するところまでやりました。

問は次のように変わりましたね。

 

問.スターバックスの売上を上げるにはどうしたらいいか?

問.東京駅のスターバックスの1日の売上を、1年間で1.5倍にするための策を、店長視点から考えよ。

 

さあ、案を考えましょうか!

・・・まだです。まだ案を考える前にするべきことが残っています。

 

現状確認です。

今の東京駅のスターバックスの状況を知っておかないと、効果的な案は出せません。

パパっと決めてしまいましょう。

 

【東京駅のスターバックスの現状】

営業時間・・・7時〜22時の15時間

席数・・・50席

席の平均占有率・・・80%

平均客単価・・・500円

客の平均滞在時間・・・1時間

※東京駅は平日・休日、朝昼晩問わず人が多いため、

  時間による客の変動はないものとする。

 

これはある程度、適当で構いません。 

ここで時間をかけすぎるのは絶対にやめましょう。長くて5分です。

これらから、1日の売上を求めます。

平均的に使われる席数×平均客単価×客の数=売上

(席数×占有率)×平均客単価×(営業時間÷客の平均滞在時間)=売上

(50*80%)*500*(15/1)=300,000

ということで一日あたり30万円の売上高になります。

(ここで100万とか突拍子もない数字が出たら、再確認しましょう。)

目標は一日の売上を1.5倍なので、45万にしたらいいわけですね。

 

 さて、案を考えまsy・・・待ちましょう。

案を考えるのは次のステップを終わらせてからです。

そのステップとは現状の問題点を見つけることです。それもやっちゃいましょうか。

 

【東京駅のスターバックスの現状】を見てください。

この中に問題点を見つけましょう。いくつかあると思います。

例えば、

・客の滞在時間が長い。

・人が多いにもかかわらず、占有率が80%に留まっている。

・客単価が少ない。

などなど・・・。

今回は、一番上の客の滞在時間が長いことに目をつけましょう。

 

基本的に知っておいてほしいことですが、ゼロから出した案は評価されにくいです。

現状の問題点を解決するような案が望ましいのです。

少なくともグループディスカッションにおいてはそうしましょう。

(ゼロベースでアイディアを考えるのも楽しいですけどね。)

 

やっとですが、案を考えていきましょう。客の滞在時間を短くする案でしたね。

適当に、挙げてみましょうか。

A.飲み終えたグラスを片付ける。

B.店内温度を下げる。

C.店員の見回りを多くする。

D.注文をした時間を記した紙を渡し、30分以内に退店した場合。割引券を配布。

どうでしょうか。少し姑息な手も見え隠れしますが、適当に挙げてみました。

 

この中から、1つに選びましょう(1つである必要はありませんが)。

その選ぶ際が結構苦労するんですね。

「俺の案が優れているんだ」みたいな思い込みって結構あるもんですからね。

そういう場合に役立つのが、数字になります。

実際に考えた案の効果がどれぐらいなのかを数字で表すことができると

どれを選ぶといいか明確になります。

かなり無理矢理でもいいので、やってみましょう。

 

A.平均的に客は30分で飲み終え、40分でグラスを片付けられるとします。

  また、グラスを片付けられてから5分で退店するとしましょう。

  そうすると、客の滞在時間は1時間から45分に減ります。

  滞在時間以外の要素が変わらなければ売上は4/3倍、すなわち、1.33倍。

  これでは、1.5倍に届きませんね。

B.店内温度を下げることで、滞在時間が20分短くなるとしましょう。

  お、この場合は、売上が1.5倍になりますね。良さそうです。

C.店員が見まわることで、滞在時間は10分短くなるとすると、

  売上は6/5倍、すなわち、1.2倍なので足りません。

D.この制度を8割のお客が実践するとしましょう。

  8割は30分で帰ることになり、2割は1時間で帰るわけですね。

  すると、(30*0.8)+(60*0.2)=36なので、平均滞在時間は36分となります。

  これなら売上は5/3倍、つまり、1.66倍になります。

 

どうやら、案Bと案Dが1.5倍にするという目標を達成しそうですね。

案Dの方が効果が高そうなので、今回は案Dにしましょう。

(案Bの店内温度を下げるのは客の満足度低下から、占有率低下の恐れもあります。

対して、案Dでは割引券配布により、客単価が少なくなるかもしれませんが、

客の満足度は向上し、占有率が高くなる可能性もあります。

また、1.66倍なので、客単価が減ったとしても相殺されると考えられますね。)

 

さて、答えは出ました。

答.注文をした時間を記した紙を渡し、30分以内に退店した場合、割引券を配布。

 

どうでしょうか。数字も明確なので、納得感がありますよね。

分かりやすくするために、現状とかを緩く設定していますが、

実際これだけできていたら、答えとしては上出来な部類でしょう。

(制限時間が30分以上あれば、もっといい案にしたいものです。)

 

考え方は分かっていただけましたでしょうか。まとめてみます。

1.問の前提を考え、メンバーの認識を一致させる。

2.現状を考え、設定する。

3.現状の問題点を探す。

4.現状の問題点を解決する案を複数出す。

5.複数の案を数字で表し、1つに絞る。

 

これがグループディスカッションでの基本的な考え方になります。

他にもグループディスカッションを突破するための方法はいくつもあるでしょう。

1つの参考として、誰かの手助けになるのであれば幸いです。

 

次回は、グループディスカッションの役割を見ていきましょう。